
医療データの活用を促進するために必要なことは?
医療機関に蓄積された様々なデータを高度に活用するためには、データを流通させるために国際規格も考慮した標準化や、安心安全に活用するための匿名加工など、専門的な技術が求められます。長年、膨大な医療データを取り扱ってきた弊社では、これらに加え、AI技術を活用したデータ分析まで一気通貫で提供しています。
- Vol.15
- 富士通株式会社 »ライフサイエンス事業部 シニアマネージャー 天野様
医療機関に蓄積された様々なデータを高度に活用するためには、データを流通させるために国際規格も考慮した標準化や、安心安全に活用するための匿名加工など、専門的な技術が求められます。長年、膨大な医療データを取り扱ってきた弊社では、これらに加え、AI技術を活用したデータ分析まで一気通貫で提供しています。
WelbyではオンコロジーPHRコンソーシアムを設立し、がん患者がPHRアプリから症状や気分を入力し、患者の同意のもとPHRに集積される臨床データを、がん診療拠点病院を中心としたコンソーシアム参画医療機関と共同でレジストリ化することで、患者中心のがん診療の実現および治療アウトカムを向上するプロジェクトを進行中です。
ヘルスケアDXの重要性は高まる一方、ユーザーの知識や情報不足、導入のハードル等の課題が残ります。コラボポータルは、医療・介護従事者がDXを<知る・つながる・活用する>デジタルプラットフォームとして、ユーザーとソリューション提供企業をつなぐ場となり、様々なコンテンツをご提供することで課題解決を支援し、ひいては患者さまの健康支援に取り組んでいます。
治療用アプリは、医学的エビデンスに基づき医療機器として承認されたもので、医師が診断・処方した患者さんのみ利用できます。それにより、医療従事者のリソース不足などから今まで届けられていなかった治療法が届けられたり、新たな治療法として活用される可能性もあります。患者さんの通院負担も軽減できるなど、様々なメリットが期待されています。
昨今ヘルスケア業界では多くのデジタル商材が登場しております。デジタル商材を円滑に紹介・流通させる新たなプラットフォームを構築することで、連携企業 さまの発展ならびに医療・介護従事者さまが提供する医療の更なる質の向上に貢献していくことが、デジタル商材卸の役割となります 。
おいしい健康は、患者さんへ食事を中心とした生活ソリューションを提供しています。薬だけでなく、食事という楽しみから無理なく「生活の適正化」をし「治療のベストプラクティス」を実現するプラットフォームです。膨大なログデータ(REAL LIFE DATA)からは、“院外”の患者さんの生活実態が可視化され、様々な企業・アカデミアにご活用いただいています。
紙は将来的にはデジタルにシフトしていきますが、その時間軸は紙を必要とする世代の移り変わりと同じで、完全な移行までには数十年程度を要します。現在は、デジタルと紙が共存する時代です。過去のように大量に印刷し保管するのではなく、必要な分を必要な時に印刷する体制を作る事で、印刷コストの削減のみならず、紙の廃棄量が削減される事で環境に配慮した取り組みにも繋がっていきます。
カギを握るのはテクノロジーの有効活用です。Ubieでは協業する製薬企業様が持つ疾患啓発および正しい治療につながる情報を、当社が持つ医療プラットフォーム上で患者さん・医療機関に必要なタイミングで届く仕組みを提供し、早期受診と適切なタイミングでの治療を支援しています。
患者向けには、DTxといわれる治療を目指したもののほかに、恐怖を和らげたり心を落ち着かせるためのリラクゼーションのためのものがあります。医療者向けは手技/機器操作等の技能向上や疾患体験等による疾患理解があります。
リアルタイムで自然な対話ができるアバターは、患者さんの日常会話の相談相手となったり、医師、看護師の代わりに患者さんからのお問い合わせに一次回答をしたり、AIアバターがセカンドオピニオンとなったりと、自動化や効率化が求められている業務において、大きな役割を担う日がいつか来るかもしれません。
例えば病院のデジタルツインを構築し、シミュレーションすることで院内のレイアウトやオペレーションの最適化、医療機器の保守管理の改善等が期待できます。また、患者自身のデジタルツインの作成により、手術のトレーニングや、AIによる疾病シミュレーションも可能になるかもしれません。
仮想コラボレーションと物理的に正確なリアルタイム シミュレーションのためのオープン プラットフォームです。場所やツールを超えて協業し、仮想空間上でリアルな世界やモノをデジタルツインとして構築したり、アバターを生成することもできます。
リハビリにもDXの波が来ています。脳疾患等の領域だけでなく、がん等へもリハビリを適用し治療効果を高めるといった流れが来ている一方、医療資源の制約上中々行き届いていません。そこでリハビリをテクノロジーで支援する事例も増えてきており、当社も大阪大学の先生方と取り組みを行っています。
各企業のDXがR&D・お試し的な位置づけから、実際の業務プロセス変革のフェーズへ移ってきています。そのため、多くの企業がDXに必要なスキル・環境の内製化に動いており、当社もDX人材育成や、エンジニアに限らず開発したAIモデルを自社で自由に利活用できる基盤の提供などを通じて、内製化を支援しています。
これから世の中の多くのものがメタバース化されていくと言われています。 では、なぜこれほどまでにメタバースは注目されているのでしょうか。それはデジタル空間の中で人々が多様な体験をできるからでしょう。医療分野でもメタバース上で病気の体験等ができれば、未病対策につながるかもしれませんね。
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